寝ている間に無意識に歯を食いしばったり、歯ぎしりをしていませんか?実は、このくいしばりや歯ぎしりは自覚していない人でもしているケースが多いんです。
わたし自身も長年くいしばりに悩んでいたので、何とか改善したいと思い、マウスピースを試してみることにしました。
今回は、使用感や使用後の変化などをレビューしていますので、同じように悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。睡眠の質を向上させ、健康な歯と口腔環境を保つためにも、ぜひ試してみる価値はありますよ!
就寝時のくいしばり・歯ぎしり予防に試した2種類のマウスピース
私が今回試したマウスピースはこちらの2種類のマウスピースです。
くいしばり予防用のマウスピースを入れるのは初めてだったので、どちらのタイプが良いか迷った挙句、どちらも試せるお得セットを注文しました。
【簡単装着タイプ】マウスピースA

高品質なシリコン素材を採用。
やわらかく歯型にフィットしやすいので痛みや違和感も少なく使うことができます。
伸縮性も抜群で、びよ~んと伸びます。
マウスピースA(簡単装着タイプ)の使い方
使用方法は両側にある波型を奥歯に合わせるだけ。
ワンタッチ装着なので、とっても簡単。
接触面が少なく、痛みや違和感を感じにくいシンプル&快適設計になっています。

【型取りタイプ】マウスピースB

※型どりをする前の形状です
マウスピースと聞くと、このタイプを想像する人が多いと思います。
このツルンとしたトレーで型を取り自分の歯や歯ぐきに合わせていくことになります。
マウスピースB(型取りタイプ)の使い方
まずは自分専用のマウスピースを作るために型取りをします。
型を取ると言っても、透明のトレーをお湯に1分ほどつけて柔らかくした後に、口の中に入れ自分の歯や歯ぐきの形に合わせていくというだけ。
そうして完成したマウスピースを上顎に装着して寝ることになります。
【簡単装着タイプ】マウスピースAの口コミレビュー
では、タイプAを実際に使ってみて感じた感想をお話していきます。

購入後は、ずっと使用しているので、感じた変化なども詳しくお伝えしていきます。
ワンタッチ装着のマウスピースを使った感想

説明書と専用ケース付きです(1セットにマウスピースは2つ)
- 最初は違和感はあるが、案外早く慣れた
- シリコンが柔らかく噛んでしまっても嫌な感じがしない
- ちょうど良い位置にハマれば、案外安定する

使用してから感じた変化
- 口腔内の粘膜頬の内側に長い期間ついていた白い線がほぼ気にならなくなった
- 咬筋の張りが随分和らぎ、フェイスラインがすっきりした(輪郭が整った)
- 眠っている時に口を開けてしまう癖も和らいでいるようで、起きた時の口の乾きや喉の痛みなどが軽減
変化について補足
お口の中の頬裏の粘膜を見てみると、白い線が入っている人もいると思います。
これは、上下の歯が常に接触していることで起こる現象だそうです。(詳しいことはググってください。笑)
私の場合、くっきりと白い線が入っていたのですが、それがあっという間に気にならなくなりました。

【型取りタイプ】マウスピースBの口コミレビュー
では、次にタイプBのマウスピースを試してみた感想、レビューをお話ししていきます

一度、使って眠ってみようと思いましたが、違和感が強くすぐに断念。。
なので、使用後の変化に関してはレビューができません。
【型取りタイプ】マウスピースBを実際に使ってみた感想

説明書と専用ケース付き(1セットに2個のマウスピース)
- 型どりは簡単にできる
- 【簡単装着タイプ】マウスピースAよりも安定感はある
- 私個人としてはタイプAよりもこの型どりタイプの方が違和感が強く出た
- タイプAよりも硬いので噛み合った感覚が苦手

歯医者さんでマウスピースを作ってもらえば良いのでは?
マウスピースというと、『歯科医院で作ってもらうもの』という認識の人も多いですよね。
私自身も、その方が安心安全、だとも思いますが、今回あえて市販の物を使用した理由があります。
お話してみますね。
歯医者さんでマウスピースを作ると値段が高い
歯科医院でマウスピースを作ってもらう場合、もろもろ合わせると、大体負担費用は、5~6000円くらいと言われています。
3割負担でこのくらいのお値段ですので、実際はもっとお高い・・ということになりますね。
歯医者が嫌い、行きたくない
歯科医院で作ってもらう場合、あのガムみたいなもので型どりをすることになります。
取った型に合わせて、専用のマウスピースを作ってもらうので、最低2回の通院が必要。
手間はかかりますが、どうしても合わなければ調整などもしてもらえるでしょうし、安心と言えば安心ですよね。

型取りも苦手ですし
歯医者で作ったところでダメなものはダメ
歯医者で作ったマウスピースであれば違和感なく使えるのか?と言えば、決してそうではありません。
もちろん何の問題もなく活用している人も多いですが、「やっぱり違和感があって眠れないから使うのをやめた」とか「面倒くさいから使うのをやめた」という人も少なくありません。
「違和感があるからもっと削ってほしい」とお願いしたところで、やみくもにマウスピースを薄くしたり小さくしたりすればいいものでもないので、無理なお願いを歯医者さんにするのはやめましょうね。

かかりつけの先生も積極的にすすめてこなかった

その先生に
- くいしばりが強すぎて骨が変形している
- くいしばりが原因で歯の根元が削れている
と指摘してもらいました。
とは言え、具体的に対処法を提案されるわけでもなく、「気をつけましょうね」とのことだったので、自分で考えた結果、マウスピースを使ってみることに決めたわけです。
マウスピースを使ったからと言え、くいしばりが止まるわけではない
ここは大事なところなのですが、マウスピースを入れたところでくいしばりがピタっとやむわけではありません。
私自身、これまで
- 日中のくいしばりや歯の接触に関しては意識的に改善
- 筋肉の緊張をコマメに緩める
- 姿勢を気を付ける
- 枕を替えてみる
など、自分でできることはやってきましたが、以前よりは改善はしているものの、就寝時のくいしばりを無くすことはできませんでした。

でも、結果的に快適にマウスピースを使えているので、今のところ満足しています。
マウスピースを使えるか使えないかは人それぞれ個人差大
口の中の感覚は人によって本当に違います。
慣れるのが早い人もいれば、なかなか慣れない人もいます。
入れ歯もそうですよね。
ちなみに私の家族(男性)は簡単装着タイプのマウスピースは「なんか外れそうで安定感がなくて嫌、タイプBの方がいい」とのことで、実際に今も型取りタイプを愛用しています。
私の母には、簡単装着タイプを勧めて試してもらいましたが、違和感で気持ち悪くなってしまい1度も就寝時に使うことはできていません。
でも、私は簡単装着タイプを快適に使えている。

ただ、マウスピースと言えば今回ご紹介した2種類のパターンがほとんどだと思うので、気になった方はどちらも試してみて、自分に合う方を見つけていただければいいな、と思います。

マウスピースを使うと小顔になれる?エラが変わる?
小顔になるためには、お顔の筋肉をほぐしたりする必要があることはずいぶん周知されていると思います。
咬筋というエラの辺りにある強い筋肉が、食いしばりや噛み締めがある人は硬く張っていることが多いんです。
一生懸命セルフケアをしたり、小顔矯正などを受け咬筋を緩めたところで、眠る時に毎晩毎晩食いしばったり、歯ぎしりをしていたら、ある意味いたちごっこなんです。
私が感じたマウスピース使用後の顔の変化

実際感じたのは
- 咬筋のハリが随分和らいだ
- フェイスラインがスッキリした
- 輪郭が整って見える
ということ。
私の場合、マウスピースを使うことで食いしばりが和らぎ、咬筋の硬さが軽減。
その結果、エラ周辺のハリが治まり『小顔になった』と言えるかもしれません。
私の場合、セルフケアもしているので、相乗効果でわかりやすく顔の変化が出たのかも。
小顔矯正を受けていて、食いしばりや噛み締め、歯ぎしりがある人はマウスピースを併用すると、施術の効果を長持ちさせることができるかもしれませんね。
以上、食いしばり防止にマウスピースを使ってみた感想でした
マウスピースを使ったからといえ、食いしばりがおさまるわけではありません。
でも、私の場合は自分に合うマウスピースを使うことができたおかげで
- 内頬の白い線が無くなった
- 咬筋のハリがおさまり輪郭が整った
などの良い変化を感じることができました。
お値段もお手頃なので、気になった方は一度試してみるといいかもしれませんよ。
